予約販売|不屈の軍人 ラムケ親父の半生

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20歳の志願兵の列に、51歳の将軍が並んでいた

ドイツ軍最精鋭・降下猟兵の選抜試験。その男は、多くの試練を乗り越え、降下章を胸に掛けた。

ドイツ降下猟兵大将 ベルンハルト・ラムケ 回想録

不屈の軍人 ラムケ親父の半生
―見習い水兵から降下猟兵将軍になるまで―

通常価格(税込)4,500円
→ 限定価格【300部限定】 税込 3,880円

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1940年、ドイツ空軍の降下猟兵選抜試験場

志願兵が整列している。ほとんどが20歳そこそこの若者だ。

落下傘降下は、当時のドイツ軍で最も過酷な訓練のひとつだった。

その列の中に、51歳の男が一人、混じっていた。

彼は当時陸軍大佐である。志願する義務はない。

断っても誰も責めない年齢であり、年相応の階級だった。

それにもかかわらず彼は、選抜試験の試練に耐え、合格したのだ。

原点 / 1914年・フランドル

腰のサーベルは、塹壕では何の役にも立たなかった

新しい帽子にアイロンプレスされた海軍の艦上勤務服。
左の腰に下げたサーベルのガチャつき。

なりたての海軍曹長は高揚していた。フリードリヒスオルト近郊のプリースで、彼は250名の海軍歩兵を前に立っている。乗っていた艦を失い、陸へ回された男の、新しい持ち場だった。

その数日後、彼はフランドルにいた。

ベルギー軍が水門を開き、海水が内陸へ流れ込んだ低地帯。砂丘と泥濘のあいだで、攻防は一歩も動かなくなっていた。塹壕での最初の朝、彼は頭を上げて敵陣を見ようとする。隣の下士官が鋭く制した。次の瞬間、土嚢に銃弾が突き刺さり、砂と土が顔に飛んだ。

海の上では通用した経験が、塹壕では一つも役に立たない。

そして、覚える暇もなく夜が来る。

我々の周りの無人地帯には炸裂弾が降り注ぎ、煙、火、閃光、そして飛び散る土。水濠のところは地獄さながらだ。腕をずたずたに引き裂かれたエファースが、包帯と助けを求めて泣き叫んでいる。砲弾孔から砲弾孔へと跳ねるように、我々はさらに前進する。そこで我々は守りの掩蔽壕にたどり着いた。午前二時半だ。

北アフリカの砂漠でやり遂げたことを、彼は三年前に一度やっている

第二次世界大戦の開戦。陸軍将校となっていた彼は、ポーランド戦線に立つ。

ここで彼は、ポーランド兵を捕虜にし、物資を奪っている。

そして敵部隊を撃滅した砲術は、水兵時代に艦上で覚えたものだった。

四半世紀前に海で身につけた技術が、陸の戦場で火を噴く。移されるたびに覚え直してきたものが、ここで一つにつながった。

この三年後、彼は同じことを砂漠でやることになる。

ロンメルは、彼らを「損失」として処理した

エル・アラメインの戦いの後、退却するドイツ・イタリア軍のなかで、ラムケの率いる旅団は本隊との連絡を断たれた。車輌もなく、水、糧食そして燃料も尽きかけた降下猟兵が、砂漠に取り残された。

「失われた部隊」――ロンメルは、彼らを損失部隊のリストに加えた。司令部はもう、戻ってくるとは考えていなかった。

だが彼は、部下を連れて敵中を動いた。英軍の輸送コンボイを急襲し、車輌と物資を奪う。

敵の燃料で走り、敵の糧で食いつないだ。

そして、そのコンボイに囚われていた味方の捕虜を解放した……。

本書について

1943年、ドイツで出版されたベルンハルト・ラムケの半生を語った一冊。日本語になるのは、これが初めてです。

原書は戦時下のドイツで刊行された、ラムケ自身の回想録です。

将官の手になる書物でありながら、中身は驚くほど兵隊の目線で書かれています。塹壕の臭い、砂漠での水の味、行軍のあいだに交わされる冗談。前線で生きた人間にしか書けない細部が、全編にわたって残されています。

戦記として読んでも、一人の人間の記録として読んでも、これほどドラマチックな半生はそうありません。訳者が本書を選んだ理由も、そこにあります。

書名

不屈の軍人 ラムケ親父の半生
――見習い水兵から降下猟兵将軍になるまで――

著者

ベルンハルト・ラムケ

訳・監修

前盛 達司

発行

AMS出版部

仕様

A5判・300ページ

発送予定

2026年11月初旬予定

先行予約には、三つの特典がつきます

この先行予約は、販売日前の特別価格です。本書は300部限定、サイン入りポストカードは100部限定。

特典1|

上田 信 画伯 画「ラムケ肖像ポストカード」

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タミヤの箱絵でおなじみの上田信氏に、この男の顔を描いていただきました。直筆サイン入りのポストカードは100部限定。本書に同梱してお届けします。←終了。300部にしか付きません。

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特典3|送料無料

全国どこでも、送料はいただきません。

イラスト

上田 信 (うえだ しん)

1949年、青森県生まれ。戦記・空想科学画の第一人者である小松崎茂の最後の内弟子として従事。水彩の技法と、砲火の閃光を描く手法を、その手元で直に受け継いだ。

モデルガンメーカーMGC宣伝部を経て独立。1969年、タミヤ1/100ミニジェット機シリーズのボックスアートを手がけ、以後半世紀以上にわたり国内各社のプラモデルの箱絵を描き続けている。『タミヤニュース』での「マンガ第二次世界大戦史」の連載、『戦車メカニズム図鑑』(グランプリ出版)、『コンバット・バイブルシリーズ』(コスミック出版)など、著作・連載多数。

翻訳・監修
前盛達司

フェリックス・シュタイナー著『嫌われ者の軍隊』監修者

本書の翻訳・監修は、フェリックス・シュタイナー著『嫌われ者の軍隊』を監修し、このプロジェクトも歴史の発掘者 前盛達司がしています。
表に出ることの少ない一次資料を丁寧に読み解き、軍事史の真実を日本の読者へ届けることに取り組んでいます。
ドイツ語原典が持つ「生の温度」を、日本語でも損なうことなく届けるために、この翻訳・監修を担当しました。

なぜ、彼はそこにいたのか

戦場を移されて、移されて、最後に自分で選んだ。
ベルンハルト・ラムケの軍歴は、他に類を見ない。
海から陸へ、陸から空へ。兵科をまたいで渡り歩き、そのたびに一から戦いを覚え直した男である。
そして、そのすべてを彼が選んだわけではない。

もう一度、あの試験場の話をさせてください

1940年、ドイツ空軍の降下猟兵選抜試験場。
20歳そこそこの志願兵が整列するその列に、51歳の陸軍大佐が一人、混じっていた。志願する義務はない。断っても誰も責めない年齢であり、階級だった。
それにもかかわらず彼は、試練に耐え、降下章を胸に掛けた。
見習い水兵から、降下猟兵将軍へ。
時代に翻弄されながら、最後は自分で最も危険な場所を選び続けた男の半生が、1943年のドイツで一冊の本になりました。

日本語になるのは、これが初めてです。

先行予約の内容(11/8迄)10/27残り211部

上田信 画 ラムケ 肖像ポストカード(直筆サイン入り) / 限定100枚
→残11枚(10/26時点)

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11/8迄の先行予約 限定割引価格
3,880円(税込) / 一般価格 4,500円

100部のサイン入りポストカードと、300部の本。
どちらが先に無くなるかは、分かりません。

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▼ この本を読まれる方へ

ラムケが砂漠で敵の輸送隊を襲ったのと同じ頃、イタリア戦線では一つの重戦車大隊が652日を戦い抜いていました。
第508ティーガー重戦車大隊—整備兵の記録まで残した、兵士自身の日記による大隊史です。
こちらも300部限定・残り80部(10/26時点)を切りました。同じく重版の予定はありません。

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